入学や就職で新しい生活が始まるとき、転勤や生活条件の変化で引っ越しをするとき、賃貸物件選びに悩むことはありませんか?ここでは賃貸物件を選ぶときに注意した方が良いチェックポイントをお伝えします。皆さんの賃貸物件選びのお役に立てればと思います。
賃貸物件を選ぶときに間取りや各種機能性の良さはとても大切な条件になると思います。部屋の方角や収納の多さなど、それぞれの部屋で異なる環境が暮らしにどう影響するのか。ここでは家の内部においてチェックした方が良いポイントをお伝えします。
賃貸探しでは立地アクセスや賃料などが最重要ですし、隣人や間取り、外の騒音などチェック項目は枚挙に暇がありません。しかしこれらの中でも水回りは特に見ておく必要があります。水回りは使わない日は殆ど無いほど生活に直結しており、水道水にサビが交じるとまともに使えませんし、ホースの劣化で水漏れしているとカビの元になり健康被害の可能性もあります。またトイレやお風呂に関しては排水関連でのトラブルが多い傾向にあります。これらの不具合があると生活の質が一気に下がってしまうのです。家を借りる以上いちばん大切なのは「快適に住めるかどうか」ですよね。水回りのトラブルが起きやすい場所や重要な場所、チェックポイントやその方法を学んで間違いのない賃貸選びを目指しましょう。
キッチン、トイレ、浴室の3箇所の水回りは必ずチェックしておきたいエリアです。キッチンで特に見ておくべきところは「シンク下」です。シンク下の収納部を開けてホースを軽く下に引っ張ってみて簡単には外れない事を確認しておきましょう。またこの際ホースの形状が蛇腹のものの場合は古いタイプとなるので劣化していないか要チェックです。もしシンク下から汚水のような臭いがする場合、水漏れが置きている可能性が高いです。 浴室ではタイルが割れていないかのチェック。コーキング補修(修理跡)がある場合、過去に漏水など構造上のトラブルがあった可能性があるので大家さんに確認しましょう。またキッチンと同じように実際に水を流してみて、排水口の排水が正常にできているかを確認して下さい。悪臭や詰まりが見られる場合は要注意です。トイレも排水の問題が起きやすい箇所なので、同じように実際に水が流れるか見ておく事を忘れないようにしましょう。